初めての転職、エンジニアなら不安はほぼない3つの理由

転職
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こんにちは。SeNoteです。

国内企業2社を経て、現在は3社目の外資系企業でITのプロジェクトマネージャーをしています。

元々企業向けにフルスクラッチでシステムの要件定義、設計、開発から始まり、保守・運用まで経験しました。
システム開発における上流から下流工程まで一通り面倒を見れるというのが強みです。

さて、これまで2回の転職経験を経て、少しずつ対応可能な業務範囲を広げてきました。
最初のソフトウェアエンジニアの仕事が難易度としては最も高く、2社目以降はその経験を生かし業務範囲を上手く広げられていると感じます。

今でこそ、エンジニアとしてできることを広げた、収入が増えた、という点をみると上手くいっていると考えていますが、最初に転職する時には不安感じることも多かったです。

  • チャレンジはしたい、しかしその結果将来どうなるかは分からない
  • そもそも自分のスキルや経験は転職しても通用するのだろうか
  • 上手くいかなったらどうしよう・・・(何がというのはなく漠然と)

先に結論ですが、エンジニアとして経験を積んできた方であれば、そんなに不安を感じる必要はありません。

本記事では、感じた不安と実体験を元に上記の理由を説明します。

ITエンジニアとして働かれていて、転職を検討されているという方が「よし!チャレンジしてみよう」と思える一助となれば幸いです。

エンジニアを取り巻く市場環境

転職が不安な理由の一つに、転職にチャレンジしたいが今ある環境を飛び出すことへの不安があるでしょう。

自分のスキルや経験で転職の魅力的な機会はあるのだろうか、と感じることもあるかもしれません。

「機会は無数にある」というのが、私の経験を元にした主観的な回答です。

加えて、そもそもエンジニアを取り巻く市場環境、エンジニア人材は必要とされているのかという点について確認してみましょう。

ITエンジニアのまさにそれではありませんが、ユーザ企業およびIT企業におけるIT人材の動向(量における過不足)をまとめた資料がIPAから発行されていたので、それを参考にしたのが以下のグラフです。

8割以上のユーザー企業はIT人材は不足していると考えている


8割以上のIT企業はIT人材が不足していると考えている

IT人材という括りには、エンジニアではなくITを使いこなせる人材も含まれているとは思いますが、IPAのデータを参考にすると多くの企業で需要があるということがわかります。需要があるということは、転職の機会もあるということを示しています。

さらに、最近ではDX全盛の時代で様々な規模の企業が自社の業務をITを使って効率化し、生産性向上を目指して努力しているという話もよく聞きます。

このような状況下において、エンジニアの需要は多いと考えるのが自然です。

私が1回目の転職活動した時のことも参考に記載しますね。

もう少しビジネスに寄った仕事をしてみたいと思い立ち、ビズリーチに登録しました。

登録後に色々な転職エージェントたちからメッセージを受信しましたので、まずは2、3人と面談をしてみて情報収集をし、初めての転職活動を進めようと考えました。

その時の面談でいずれのエージェントからも言われたのは、エンジニア経験者の需要は多いということ、です。

現在の延長線上で、開発系職種のエンジニアを極めていくというプラン、プロジェクトマネージャーやプリセールス、コンサルタントなどより顧客に近いところでエンジニアの経験を生かすこともできると聞きました。

IPAの調査結果および私自身の経験から、転職市場におけるエンジニアの需要は多く、結果として転職しようとしている方へのチャンスも多い、と言えます。

現時点でも多くの機会があるため、現在のスキルや経験を活かして転職を行い、チャレンジすることも可能です。また将来実現したいことに関するスキルや経験を現在の状況で積んでおき、将来より多くのチャンスを掴むということもできるでしょう。

転職先で身に付くスキル・経験がある

転職先で上手くいく保証は何一つないことも不安として考えている方もいらっしゃると思います。

  • 今までは、ソフトウェアエンジニアとして開発の仕事を上手くやれていたが、上流の工程を担当したら上手く対応できるだろうか
  • キャリアを少しずらして、自社サービスを活用したビジネス開発をやってみたいが、鳴かず飛ばずだったらどうしようか

といった不安は尽きません。実際に私も何度も考えたり、人に意見を聞いたりしましたが上記の不安を解消する方法はありませんでした。結局は転職してみないと分からないからです。

とはいえ、転職してみないと分からないから不安がっていないで転職しましょうというのは乱暴ですよね。

なので、新たな業務環境で上手くいくかということよりも、その環境で何か一つでも新たに学ぶことのできるスキルや経験があるか、ということを考えて欲しいです。

私は初めての転職で最初の3ヶ月全く上手くいきませんでした。

理由は開発中心だった前職とは異なり、よりコンサルティング職の強い会社に転職したためです。

偉そうなことを書きましたが、学ぶことのできるスキルや経験があるかということは微塵も考えず、面接してくれた方、何人か面接とは別でお会いした方からの魅力的なワードと収入が最も良かったという理由で最終的な転職先を決めました。

特にプリセールスも実施するビジネス開発部門に配属となったのですが、上司がコンサルティング会社出身だったため、顧客へ提出する資料、プレゼン方法のスキルの稚拙さを度々指摘されました。

これまでは開発中心で技術を語れば、その稚拙さは意識せずになんとかなっていたため、表に出てこない課題が浮き彫りになり、担当していた大企業の案件からは外され、別案件にて資料作成のスキル、プレゼンのスキルを修行することになりました。

修行を積んだ今考えれば、資料もプレゼン方法も他の多くの人が理解しやすいフレームワークを理解できていなかったと言えます。

例えば、プレゼン資料にアジェンダがないと、今日の打ち合わせではどのようなことを話すのかの全体像が見えません。よく個別具体的な話から入ってしまい「何のためにこの話をしているのか」が分からないとよく言われました。たかが、アジェンダなのですが、意識して取り組まなければ身に付かなかっただろうなと感じています。

顧客と打合せするための資料を作成する時には、手間はかかりますが上記の上司が昔に作った資料を見返しながら、どのようにまとめると見やすく伝わりやすいのか、フォントは文書全体で統一されているか、矩形の配置はきちんと統一されているか、などを意識して新たな資料作成というスキルを学びました。

コンサルタントたちが短時間で作成するまとまった資料のレベルには達してはいませんが、外資系で働く中で同じレベルで資料を作成できている方はいないので、今後の人生でも役に立つスキルを学べた良い機会だったと感じています。

修行を終えた後は、新たに学んだスキル・経験を活かして、顧客提案用のプレゼン資料の作成、自社サービス活用のソリューション提案、その年唯一の数千万円の新規案件受注など、実績にも繋げられました。

私が陥ったように上手くいかない状況は転職活動では十分に起こり得ます。

そうなった場合でも、その環境で新たに得られるスキル・経験があれば、学び生かすことで次に進むことも可能になります。

転職を検討している時、転職を終えて複数内定をもらい、どうするか迷ったり不安に感じたりする時には、以下のように考えてはどうでしょうか。

転職が上手くいくかどうかは最終的には分からないのは当然である。それよりも、新しい環境での挑戦は自分に何か新しいスキル・経験を身につけられるだろうか、と。

もし一つでも何か得られる可能性を感じたのであれば、不安もあるかもしれませんが挑戦することをお勧めします。

どうしても上手くいかなくても「次の転職先も」ある

転職を検討する上で最後の不安は、もし上手くいかなかったらどうするのか、そんなリスクを犯すのか、ということと思います。二つ目の不安でまとめたこととも似ています。

私の場合には、運よく学ぶことのできる新しいスキル・経験を得ることができましたが、必ずしも学びのチャンスが得られるとは限りません。

そのため、残念ながらさまざまな理由でどうしても転職が上手くいかなかったという結論になることもあると考えます。

私の周囲では以下のようなケースがありました。

  • 入社前の期待値(これは本人のせいではない)と実際の本人のレベルにズレがあり、早い段階で辞めることになった
  • 企業の方針転換により、求められる役割や職務内容が変わり、適応できず辞めることになった(スタートアップだと起きやすい?)

新たなことに挑戦しているため、上手くいかない可能性をゼロにすることはかなり難しいです。

一方で、上手くいかなかった場合に取れる選択肢として「次の転職先もある」ということを忘れないでほしいです。実際、上述した通りエンジニアを求めている企業は多く広く門戸は開かれています。

  • 前の会社を円満退社しておくことで、転職先で上手くいかなかった場合に戻れる環境を整えておく(戻りたいくらいによい会社という前提あり)
  • 上手くいかなかった理由を分析し、次の転職で同じことが起きないにように気をつける

ある程度自分で納得できたら、後は入ってみないと本当のところはわかりません。

上手くいかなかったとしても、次の転職もありと考え新しい環境に飛び込んでみるというのが、一つの解決策になると考えます。

まとめ

エンジニアの方が転職で不安に感じるだろう点を私の経験を元にしてそこまで不安になる必要はない、チャレンジしてはどうか、ということをまとめました。

①エンジニアの転職市場は活発さがあり、需要が強い状況です。良い人材がいないという悩みを抱える企業も多いはずなので、チャンスを取りに行くことをお勧めします。

②転職先で上手くいかないこともあるかもしれません。新しいチャレンジとして、すぐに上手くいくわけはないと考え、新しいスキル・経験を身につけて次のステップに進もうと考えることが肝要です。

③なんとかしようとしたが、どうしても上手くいかないこともあるでしょう。その時はどんなに働いた期間が短くても次の転職先を探すということもありです。理由を分析し、次こそ上手くいくように準備を進めましょう。

最後に以前の上司が、会社全体の売上が未達が続いたときによく言っていたことをご紹介して終わります。

エンジニアが転職で困ることは少ないから、今いる環境がダメになりそうでもそんなに心配することはない。ことITの分野で、システム提案時にエンジニア無しでは実現性は保証できないし、営業ではそもそも具体性を説明できないためお客さんは納得しない。そのような理由から、どこの会社もエンジニア経験があって、ソリューションを提案できる人材は喉から手が出るほど欲しい。

以上です。

転職を検討しているが不安であると感じている方にとって、何か一つでも参考になった点があれば幸いです!

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